【タイトル】
未来にむかって~(副校長から)【本文】
今回のテーマは「おめでたい」です。 今年は例年より少し短い冬休みになりましたが、皆様にとって穏やかな「お正月」だったことと思います。 ところで新しい年を迎えることが、なぜ、おめでたいのでしょうか。 1つには、歳神様を無事に迎えられたことへの安心感があるといいます。歳神様は,高い山から降りてきて家に来るとされていますが、その目印となるものが門松などの松飾りです。歳神様へのお供えが鏡餅であり、その食事がお節料理となります。(諸説あり) お盆の迎え火や盆踊りなど、先祖の霊を招くためにも目印が必要です。神仏を招くための行動が年中行事となって定着してきましたが、これは全て農耕と関連付けられています。歳神様は農耕の神であり、お正月をめでたく迎えられることは豊作につながると考えられています。さらに、「めでたい」は「芽出度い」であり、春を迎えて芽が出ることを表しています。 このように年中行事の意味は、いろいろなところで語られているので、お子さんたちも少なからず耳にして知っていることが多いかと思います。 しかし、身の回りの「もの」や「こと」の意味をどのくらい理解しているのでしょうか?世の中の全てのことを理解することは不可能ですが,身の回りの「もの」や「こと」に対して、「なぜ?」「どうして?」と疑問に感じることは大切です。 学校行事がほとんどできない中ですので、ご家庭で年中行事について語り合ってみてはいかがでしょうか。来週には節分があります!【添付ファイル】
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