【タイトル】
未来にむかって~(副校長から)【本文】
令和3年度が始まり、2ヶ月が過ぎました。 こども同士、こどもと先生の人間関係がだんだんとできてきたり、学級のルールが確認できたりして、学級として学年として、順調にスタートができていることと思います。 また「とよにしスポーツフェスティバル」に向けたこどもたちのがんばりが「学年のまとまり」につながったと感じています。 さて、今回のテーマは「体幹」です。 この時期は「とよにしスポーツフェスティバル」に向けての練習時間も多くなったことなどもあり、、こどもの体力や集中力も途切れがちに低くなり、けがも増えてきます。 また、今のこどもたちは、「転びやすい」という実態があり、小学校に入学する前からの傾向なのですが、何もないところでも転んで頭や顔をけがすることもあります。 この原因は「体幹の弱さ」だと言われています。本校のこどもたちを見ても、じっと姿勢良く座っていられない場面、背筋を伸ばしてピンと立っていることが難しい場面が見受けられます。座っている時に、椅子をロッキングチェアのように揺らしている場面では、けがをしないか心配になります。 体幹の弱さは、運動不足や生活の中での姿勢の悪さ、体を使う場面が減っていることなどが原因であると言われています。 新型コロナウィルス感染症の悪影響もあるかと思いますが、ゲームなどをしたり、タブレットの動画を見たりして前かがみになることが多く、背骨を湾曲させる癖が付いてしまうこともあります。 また特定の運動ばかりして、多様な運動をしなかったために体幹を支える背骨が育っていないということも原因の1つかもしれません。 ご家庭でのお子さんの様子はいかがでしょうか?伸びをして背筋を伸ばしたり、肩を回したりして肩甲骨をほぐす運動を取り入れることも、体幹を鍛えたり集中力をリセットしたりすることに有効であると考えます。 また、体幹の弱い子は、肩が前に出て呼吸が浅くなるために、集中力が持続しないとも言われています。胸を開いて深呼吸させることも大切なことと考えます。ご家庭でも、お子さんと一緒にいかがでしょうか?【添付ファイル】
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