【タイトル】
未来にむかって~(副校長から)【本文】
今回のテーマは,「共感する」です。前回の「日記ページ」で「とよにしスポーツフェスティバル」に向けて,練習にしっかり取り組んできたことや,指導されたことを自分で気を付けて直してきたことなど,結果や成果ではなくそのプロセスの中での努力をご家庭でもお子さんに聞いていただけたらとお願いしましたが,いかがだったでしょうか? こどもは,結果や成果を気にしますが,それまでの過程(プロセス)は忘れがちです。その過程での努力が結果に結びつくことを実感させてあげれば,努力の価値に気付き,努力を惜しまない子になっていきます。 今週末の「とよにしスポーツフェスティバル」に向けて,本番前の緊張感がピークに達しているお子さん。そんなお子さんにどんな声をかけたらいいでしょうか。「緊張しないで。」よりも「私も緊張しているけれど頑張ろう。」と共感性を示す方が,かえってお子さんは安心します。学校では,本番直前に「かけ声」を出すと一体感が生まれます。笑って表情筋をほぐすこともいいかもしれません。いずれにしても,お子さんが自信をもって思いっきり表現できるような「おまじない」をご家庭でもかけてあげてほしいと願います。 応援団長の二人は,これまでの先輩のかっこいい姿に憧れて自分もやりたいと思ったと聞きました。保護者の方だけでなく,すべての学年のこどもたちが見ていることも,改めて伝えてほしいと思います。学年の進行に伴って「かわいい」から「かっこいい」の度合いが増していきます。6年生や応援団,リレーの選手は「かっこいい」の極致です。見られているという実感,相手を意識することは視点の転換です。保護者の皆様にも「かっこいいところを見せよう・見てもらおう。」という声かけをしていただけたら,幸いです。 副校長 齋藤 克人【添付ファイル】
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