【タイトル】
今日の不思議(ふしぎ)【本文】
今日は昨日とは少しちがう例だけど、 やはり、すごいなあという話をします。 「時間をかけて、納得いくまでやりきる」ことです。 一つは、その番組で、ある親子が挑戦していたことです。 ピンポン球を投げて、いろいろな向きに並べたフライパンに、 うまくはね返らせて、最後は先にあるコップに入れるというものでした。 何度も何度も何度もくり返して、2日目に成功した時は私も大声を出してよろこびました。 もう一つは別の番組で、いろいろな虫のことを調べて、 博物館で展示会をする学芸員のことでした。 ナメクジの生態(くわしい様子)について、 論文(専門的なことが書いてある本)をじっくり読むだけでなく、 自分の手で、森から何びきもナメクジを採(と)ってきて、 観察と実験をくり返しながら、調べていました。 はじめは、いろいろな虫のことがぜんぜん好きではなかったけれど、 調べていくうちに、そのすごさを知ることができたと語っていました。 今、私たちには、自分が使える時間がいつもより多くあります。 その中で、やりたいことを見つけて、 じっくり取り組んで、できた!!と思えるといいですね。 「何をしてもいいよ!って言われるのが一番こまるんだよなあ」と言う子もいるかな。 私は小さい頃、ひまさえあると、ロボットの絵をずっとかいている子だったそうです。 校長 青木 雄二【添付ファイル】
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